Ubuntu Serverは無線LANでの運用も可能です。
設定手順
- 無線LANのインターフェス名をメモる。(自分の場合は有線LANはenp2s0、無線LANはwlp3s0でした)
ip addr
- インターネットの設定ファイルを開く。
sudo ⇒ 管理者として実行
nano ⇒ ファイルをテキストエディタで開く
/etc/netplan/00-installer-config.yaml ⇒ ファイルの場所
sudo nano /etc/netplan/00-installer-config.yaml
- Wifiの設定を追記する。
wifis:
wlp3s0: #Wifiのインターフェース名
dhcp4: true
dhcp6: false
access-points:
xxxxxxxx: #ルーターのアクセスポイント名
password: abcde
renderer: NetworkManager
- Ctrl + O でファイルの変更内容を保存し、Ctrl + X で編集画面を閉じる。
- インターネットの設定を適応する。
sudo netplan apply
- サーバーを再起動し、無線LANが使用できていることを確認する。
sudo reboot
以下は任意の設定:
Wifiの省電力設定の無効化
Wifiの省電力設定は無効化した方がパフォーマンスが上がります。
- 設定ファイルを開き、設定を2にします。
sudo nano /etc/NetworkManager/conf.d/default-wifi-powersave-on.conf
- Ctrl + O でファイルの変更内容を保存し、Ctrl + X で編集画面を閉じます。
Wifiの自動再接続
Wifiがよく切れる場合は自動的に再接続される設定をします。
- 再接続するスクリプトを作成します。
sudo nano /root/wifireconnect.sh
- 以下のコードを入力します。
#!/bin/bash
ping -c 1 192.168.0.1 #デフォルトゲート
test $? -eq 1 && ifup wlp3s0 #Wifiのインターフェース名
- Ctrl + O でファイルの変更内容を保存し、Ctrl + X で編集画面を閉じます。
- Cron(特定の時間に特定のコマンドを実行する仕組み)の設定画面を開きます。
sudo crontab -e
- 先ほど作成したスクリプトが5分に1回実行されるようにします。
*/5 * * * * bash /root/wifireconnect.sh