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仮想環境の作成

pythonではパッケージをインストールすることにより、様々な機能を利用できるようになります。
例えば、pythonでWebアプリを作成するためにはdjangoというパッケージが必要です。

複数のプロジェクトに関わるようになると、プロジェクトによって必要なパッケージと不必要なパッケージが出てきます。また、互換性の問題でプロジェクトによって同じパッケージでも異なるバージョンを使用する場合があります。

環境を複数用意してあげることで、プロジェクトごとに最適化されたパッケージ一覧を使用することができます。

以下では、一般的な仮想環境の設定方法を記載しています。

設定方法

  1. Git Bashなどのターミナルを開き、任意のディレクトリに新しい仮想環境を作成します。
python -m venv 環境名
  1. 仮想環境を起動します。プロジェクトを再開するときは必ず仮想環境を起動するのを忘れないようにしてください。
source 環境名/Scripts/activate
  1. 任意のパッケージをインストールします。==で特定のバージョンを指定できます。
pip install django==2.2.*

requirements.txtに必要なパッケージ一覧を記載しておき、pip installでそのテキストファイルを読み込む方法もあります。

pip install -r requirements.txt

requirements.txtの書き方の例は以下の通り。

pip == 21.3.1
django == 3.2.10
  1. インストールされているパッケージ一覧を確認します。
pip list
  1. 仮想環境を終了します。
deactivate