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DNSサーバーの変更

DNS(Domain Name System)はサイトのURLを人間が分かりやすくするための仕組みです。例えば、”www.google.com”だとドメインは”google.com”で、人間が見たら「あ、グーグルのサイトだな」と簡単に認識することができます。本来のウェブサイトのアドレスは数字などで構成されていて、ぱっと見ではどのサイトか分かりません。

インターネットプロバイダのDNSからグーグルが提供しているパブリックDNSに変更することで、インターネットスピードの向上や危険なサイトへのアクセス防止に繋がります。

(22.04で操作確認)

設定手順

  1. DNSを変更するための設定ファイルを開く。

    sudo ⇒ 管理者として実行
    nano ⇒ ファイルをテキストエディタで開く
    /etc/systemd/resolved.conf ⇒ ファイルの場所
sudo nano /etc/systemd/resolved.conf
  1. DNSを変更するための行を追加する。
DNS=8.8.8.8 8.8.4.4
  1. Ctrl + O でファイルの変更内容を保存し、Ctrl + X で編集画面を閉じる。
  1. 設定ファイルへのシンボリックリンク(参照リンク)を作成する。

    cd /etc ⇒ etcというディレクトリに移動
    ln -sf ファイル名 リンク名 ⇒ 強制的にシンボリックリンクを作成
cd /etc
sudo ln -sf ../run/systemd/resolve/resolv.conf resolv.conf
  1. シンボリックリンクが作成されたことを確認する。
ls -la resolv.conf
  1. 再起動し、DNSの設定が適応されていることを確認する。
resolvectl status