ETHのステーキングは自宅サーバーとバイナンスで実施していますが、ほぼほぼ自宅サーバーで運用しています。理由は第3者に大金を任せるのは不安なのと(”Not your keys, not your coins”)、イーサリアムのセキュリティを上げることに貢献したいからです。この記事では自宅サーバーの運用実績をまとめています。
前提
- バリデーター1つあたりの運用実績(元本は32 ETH)
- 2017年から買い溜めてきたETHを使用しているが平均取得単価を正確に計算できないため、イーサリアム2.0の稼働前日にETHを購入したと仮定(2020年11月30日、1 ETH = 6万円)
- イーサリアム2.0のジェネシスブロック(最初のブロック)からステーキングを開始
- サーバーメンテナンスの人件費は無料とする
元本・経費
- 元本
- デポジットの32 ETH(192万円)
- 経費
- サーバー用のパソコン(7万円)
- 毎月の電気代(30W * 24時間 * 30日 = 500円)
実績
(2021年5月6日現在、運用開始から満5か月経過、1 ETH = 38万円)
ETH換算の利益
- 33.43754 ETH – 元本 32 ETH = 報酬 1.43754 ETH
日本円換算の利益
- 1,270万円 – 元本 192万円 = 含み益 1078万円
利益をETH視点で見るか、日本円視点で見るかで印象が違います。
日本円だとキャピタルゲインと報酬の相乗効果がすごいです。
バリデーター1つあたりの毎月の報酬が約0.22 ETH(8.4万円)。
つまり、バリデーターを2つ運用していれば(16.8万円)独り身で最低限の生活が可能。
4つ運用していれば(33.6万円)家族を養える。
※イーサリアム2.0の稼働前日にETHを購入したと仮定しているので実際の利益率より低くなっています。自宅サーバーでのステーキング運用方法はこの記事で公開しています。